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道東カーボンファーミング

Carbon Farming とは、

 

牧草が育つ際に吸収するCarbon(炭素)を土壌に閉じこめ、温暖化ガス排出を削減するFarming(農法)です。

 

また酪農家、乳業メーカー、地域社会そして消費者がFellow(仲間)としてつながり、大地と大気のCycle(循環)を整えることで
農と食の持続可能性を創り上げていくアクションでもあります。

 

2023年8月にスタートした道東カーボンファーミング研究会は日本の生乳生産を支える道東から脱炭素農業を拡げる酪農活動体です。

脱炭素型酪農と

食のサステナビリティ

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生産者の85%が赤字であり、牛のゲップや糞尿が温暖化にもたらす影響が懸念される日本の酪農業は危機に瀕しています。

 

日本の酪農業を持続可能な産業にするために生乳生産量日本一の道東エリア・別海町をフィールドとして地域酪農家グループと乳業メーカーが連携しました。

酪農地の土壌炭素貯留量を増大化させるCF画像_edited_edited.jpg

酪農地の土壌炭素貯留量を増やす
カーボンファーミング

広大な酪農地の脱炭素化を目指すカーボンファーミングの調査・実践を行い、持続可能な酪農法として「道東カーボンファーミングモデル」を発信していきます。

Member

一般社団法人道東SDGs推進協議会
一般社団法人道東サステナブル農業推進機構
・有限会社中山牧場
・養老牛山本牧場
・他
明治グループ
・明治ホールディングス株式会社
​・株式会社 明治​
( 推進支援オブザーバー )
北海道別海町
別海町
( 運営事務局 )
株式会社TREE
株式会社TREE
株式会社4CYCLE
( 学識アドバイザー )
北海道大学農学研究院
信濃卓郎 教授
一般社団法人NCCC
馬奈木俊介 代表理事
( 調査業務協力 )
日本工営株式会社
( オブザーバー )
北海道 農政部食の安全推進局食品政策課
経済部ゼロカーボン推進局ゼロカーボン産業課

道東カーボンファーミング研究会はフードチェーンをつなぐ生産者〜乳業メーカーが参画する産学官の連携事業です。ゆくゆくは消費者も参加・応援できる仕組みづくりを目指します。メンバーは北海道庁北海道カーボンファーミング推進協議体の構成員でもあります。

Field

生乳生産量全国一の別海町から始まる「道東カーボンファーミング モデル」

別海町は、北海道の東部、根室管内の中央部に位置し、東西61.4km、南北44.3kmに広がる町です。面積1,319.63平方km(東京ドーム28,077個分)、人口14,273人(令和5年6月末)うち20%以上が農業に従事しています。
総酪農家数659戸、牛飼育頭数119,125頭、生乳生産量(令和4年実績)502,638トンの酪農王国です。

北海道別海町

​2023年度活動のご報告

   2023年度は今後のベンチマークとする為、別海町内6社9地点で土壌炭素貯留の調査を実施しました。

 

  • 別海町内の調査対象地点における炭素貯留量は平均130ton/30cmでした。道内牧草地の平均値120ton/30cmと比較して別海町内の炭素貯留量が多いことが推測されます。

  • その結果をもとに別海町農耕地 64,216ha 全体の炭素貯留量(推定値)を計算すると834万〜902万ton/30cmとなります。この炭素貯留量をもっと大きくしていくことが目標です。

  • また、土壌分類、農法(慣行農法/放牧)の違いで貯留量の差を確認が出来ました。様々な酪農家のそれぞれの酪農スタイルに対応するカーボンファーミング手法の確立が求められます。​​

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